2025.11.04

40代、二人目妊活の現実

「もう一人、授かれるでしょうか？」という40歳代のお客さまが増えています。
40代の妊活は、気持ちの揺れが大きいものです。
不妊治療をしてでも挑戦したいという方もいれば、できれば自然に授かりたいという方も。
そして多くの方が口にされるのが「もう諦めた方がいいのか、迷っています」という言葉です。

一度出産を経験された方には、前回の妊娠・出産の記憶が深く残っているのも理解できます。
なかなか授からず、長く治療を続けてようやく出産にたどり着いた方、
流産を経て、涙の先にやっと赤ちゃんを抱けた方、
妊娠中や産後の体調が整わず、心身ともに消耗してしまった方、
貴重な経験でもあり、また同時に「もう一度挑戦する勇気」をためらわせる原因にもなりえると感じます。

40代の妊活は、若いころの延長ではうまくいかないことが多くなってきます。
卵子の質、生理の量、おりもの、基礎体温、流産、など年齢の影響も現実的なものとして見えてくる場合もあります。

そこで、個人差が大きくなる世代、二人目妊娠への体づくりについてご案内したいと思います。

最も重要なポイントは、実は前回の妊娠にあります。
前回の妊娠＆出産は何年前だったか？
何歳の時、妊娠までの期間は？
自然妊娠か不妊治療経由か？
妊娠中の経過や体調は？
出産時や産後の体調は？
生理の復活はいつ頃で体調は？
など、時系列に沿って事細かにポイントを振り返ってみると、今回の妊活のヒントが見えてきます。

リミットを意識すると気持ちも焦ります。
しかし、焦って遠回りする余裕はありません。
今できることは、真っすぐに着実に「前回妊娠時の状態」をめざすことです。
前回と同じ状態になれたら、同じように妊娠できるはずだからです。

その積み重ねの中で、ご自身の工夫だけでは回復しきれない要素を、漢方では補いサポートするのです。
幼いお子さまの育児疲れやストレス
生活リズムの変化
など、ご自身の体調管理に集中できない状況も以前とは異なる点だと思います。

一人いるから・・・
あきらめますか？

一陽館薬局では、40代の二人目妊活に悩む方の体と心を、漢方の力で丁寧に整えるお手伝いをしています。
奈良県の店舗はもちろん、全国どこからでもオンラインやお電話でご相談いただけます。
一歩を踏み出そうとされるお気持ちに私たちは寄り添ってまいります。