10年で往復した妊活
今回の移植の判定はhcg値が一桁で結果は陰性でした、とお客さまは言われたものの、とこか表情は明るく見えます。
過去の移植で、今回のようにhcg値に動きがあったのは12年前。
初回の体外受精の時でした。
それ以降は、徐々に採卵の成績が低下し、やっと移植までたどり着いたとしても、妊娠判定での数値はゼロで陰性が続きました。
桃福宝を始められたのは2年前で、初回のご相談では、採卵しようとしても卵子が育たない、という状況でした。
このままあきらめる気にはなれない、と言われました。
カウンセリングを重ねながらわかったことは、一度ホルモン治療を受けられると、数ヶ月は排卵の乱れが起こることです。
日常の体調そのものはホルモン剤の副作用で大きく崩されることがなかったので、採卵できたら翌周期には移植をされていたようです。
「一回の採卵、一回の移植を大切に、体調が回復してから次の治療へ」という意識をもち、卵巣や子宮の調子が戻ってから次のステップを踏むとしたら、もっと力が発揮できるのではないかとアドバイスしました。
一連の体外受精として進めておられたため、治療による体への負担や、体の回復に目を向けられたことがありませんでした。
「少しでも早い方がいい」とばかりに気をとられ、やり続けることだけが成功への道と進んでこられたようです。
もちろん、「早い方がいい」に決まっています。
しかし、それは”体が妊娠できる状態であるなら”という条件付きであることも忘れてはなりません。
何年も、数えきれないくらい採卵を繰り返しても、成果が伴わないなら結果的に遠回りとなることもあるのではないかと思います。
桃福宝のご縁を切り替えのスイッチにして、初心に返り、じっくりご相談を重ねた成果が今回の「一桁のhcg」につながりました。
誤差範囲と言われるかもしれませんが、ゼロではないという現実は、また彼女の自信を取り戻すことにつながりました。
いったん落ち込んでも、その人に合った進め方や、お体に必要なことにしっかりと向き合っていくと、体は応えてくれます。
強引に突破しようとしても、うまくいかないことがあります。
知らず知らずに視野が狭まっていることもあります。
ご相談が”気づき”につながるよう、サポートさせていただきます。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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