高温期なのに排卵してない?〜遺残卵胞と基礎体温の関係〜

先日、生理が来たのですが大きな卵胞があると言われました。
「高温期になっていたのに、排卵していなかったのでしょうか?」
と質問したら「遺残卵胞」で、いつ消えるかわからないと言われました。
自分の卵巣機能に問題があるかと不安ですし、ちゃんと卵ができるよう回復するか心配です・・・

遺残卵胞とは、前周期に育った卵胞が排卵せずに卵巣内に残ってしまう状態のことで、ホルモンバランスの乱れなどが背景にあるようです。

今回は、この遺残卵胞があると基礎体温にはどんな特徴が見られるのかに着目してみます。

ひとつは「高温期が続いているのに排卵が確認されない」「ずるずると高温が続く」といったパターンです。
実際には排卵が起きていないのに、黄体ホルモンがわずかに分泌されることで基礎体温が上がり、見かけ上“高温期らしく”見えることがあるのです。

また、通常の排卵期が見られず、だらだらと体温が上下する「不安定なグラフ」が続いたあと、突然高温期に入るようなケースもあります。
これは排卵が遅れているか、または起きていない可能性を示します。

遺残卵胞があると、次の周期の排卵がうまくいかなかったり、ホルモンのリズムが乱れてしまうこともあります。
特に排卵誘発剤などで不妊治療を受ける際は、意図的にホルモンバランスを崩しているわけですから、当然リスクは高まると考えられます。

繰り返す場合は、しっかり体を整えていくことが大切です。

一陽館薬局では、遺残卵胞への対処として漢方で「血の巡り」をよくして卵巣の働きをスムーズにすることで遺残卵胞の解消をめざします。
一人ひとりの周期や体質に合わせた対応が必要ですから、基礎体温表に表れるお体からの“声”を見逃さないようカウンセリングに生かしています。
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