“面倒くさいから” ピル飲んでただけなのに
そろそろ妊娠を希望するため長年飲んでいたピルの服用をやめたら、生理が不順で、心配になって病院へ行ったら排卵していないかもしれない、と言われました。
どうすればいいでしょうか?
と心細そうにご相談いただくことがあります。
今回のお客さまに
どうしてピルを飲むことになったのですか?
と尋ねると
生理があると面倒くさくて・・妊娠を希望するときに飲むのをやめればいいと聞いて。
と10年以上服用されており、服用停止後1年経っても生理や排卵が安定してこないのです。
子宮内膜症や卵巣チョコレート嚢胞など婦人科系疾患の治療のためなどではなく、良く言えば「生活の充実」のためという理由で、最近の子宝相談では20歳代後半から30歳前後くらいでこのようなケースが増えていると感じます。
女性の十分な社会での活躍という観点からすれば、いかに生理をコントロールするかということは重要で、ピルを否定するものではありません。
しかし、現実問題としてピルの服用をやめてからスムーズに生理周期が復活してこないケースもみられ、そのことで焦って不妊治療に頼ろうとされるケースも見受けられます。
ピルを長期間にわたって飲まれる際には、メリットだけでなくデメリットもしっかり認識されたうえで利用するかどうかを検討されるとよいのではないかと思います。
そして情報収集は、都合の良いものばかりに偏らず、さまざまな見解も参考にされるべきかと思います。
一陽館薬局では、漢方の「体そのものを健康にする」という観点から、そして元気に妊娠・出産を迎えていただきたい思いから体質改善や生活養生のアドバイスをおこなっています。
そんなつもりじゃなかったのに・・となる前に、できることはないか、ご相談いただきたいと思います。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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