赤ちゃんが育つ子宮とは

「今年2度目の流産です。
5週と7週で流産が2回続いたため不育症検査を受けましたが、異常はありませんでした。
『個人差があるからね』と言われても、まるで打つ手がないように感じ、ショックでした。
私の体は赤ちゃんを育てることができないのでしょうか」

お客さまの力ない声には、不安と自信のなさが感じられました。

実際、妊娠初期の流産の多くは受精卵側の染色体異常によるもので、医学的にも防ぐことは難しいとされています。
けれども、2回、3回と繰り返す場合には「母体側の要因」も考えてみることも大切になります。

漢方的には「赤ちゃんを迎え入れる力」には体質面での差があり、それぞれに整える余地があると考えられます。

赤ちゃんが根を下ろす場所である子宮の居心地の良さを左右するのは「血(けつ)」です。
「血」は子宮内膜の材料であり、同時に酸素や栄養を赤ちゃんに届ける大切なエネルギー源です。
血の量が足りない、質がよくない、循環が悪いなどはいずれも「子宮内膜の質の不備」につながり、受精卵が定着しても十分に育つことが難しくなってしまうことにつながります。

また、妊娠を維持するには、卵巣からのホルモン分泌が安定していることも欠かせません。
卵巣機能は年齢だけでなく、日々の体力・睡眠・ストレスの影響を大きく受けます。
・慢性的な疲労や睡眠不足
・過度なストレスや緊張
・不妊治療による負荷の積み重ね
これらはすべて卵巣の働きを弱め、本来の生命力を損なう要因になります。

初期流産を繰り返すときは、医学的検査で異常がなくても、漢方では「子宮を養う血の不足」や「気の弱さ(妊娠を支える力の不足)」「瘀血(血の滞り)」などが根底にあると考えます。

妊娠できたとしても、しっかりと赤ちゃんを受けとめられる子宮環境を整え、妊娠を継続する力を養うことが流産予防につながります。

妊娠に必要な条件は「健全な卵巣機能」と「育つための子宮環境」。
その上で、弱い部分を補い整えることが体質改善です。

早めに取り組めば、改善もスムーズに進みやすく、安心して赤ちゃんを迎える準備ができます。
一陽館薬局では、妊娠する時点で「赤ちゃんが心地よく育つ子宮環境」をもって臨まれるよう、漢方で体質改善をめざすとともに、心のケアも大切にして、自信と笑顔の回復をサポートします。

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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