花粉症と妊活に共通する体質の話
春先の激しい寒暖差に、花粉・PM2.5・ホコリの飛散が重なって、くしゃみや鼻水、目のかゆみに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
「花粉症と妊活って、関係あるの?」と思われるかもしれません。
花粉症だから妊娠できないということでもありませんが、妊活中の方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
花粉症は花粉に対する免疫の過剰反応が原因です。
不妊、特に着床障害や原因不明不妊にも、免疫バランスの乱れが関係していることがあります。
漢方ではこの「免疫バランスの乱れ」を体質として捉えていて、花粉症と妊娠しにくさには共通してみられる体質があります。
1つめが「気虚」タイプです。
疲れやすい、冷え性、胃腸が弱い、季節の変わり目に体調を崩しやすい方はこの傾向があります。
気(エネルギー)が不足すると体を守る力が弱まり、花粉に過剰反応しやすくなります。
同時に、排卵や高温期の維持に必要な力も不足するため、妊娠しにくい・維持しにくい状態になることがあります。
医学的な原因や染色体異常が見つからないのに流産を繰り返す方に、この体質が関係していることもあります。
2つめが「腎虚」タイプです。
腰やひざのだるさ、白髪・抜け毛、生理不順や月経量の少なさが気になる方に多くみられます。
生命力の源を担う「腎」が弱ると卵子の質や妊娠力の低下につながり、免疫力も落ちるため花粉症も悪化しやすくなります。
3つめが「湿熱」タイプです。
粘り気のある鼻水や鼻づまりが多い、ニキビができやすい、おりものが多くベタつくという方に当てはまりやすい体質です。
体内に余分な熱と湿気がこもることで炎症が悪化し、花粉症の症状も強くなります。
子宮内膜の炎症傾向にもつながり、着床しにくくなることも考えられます。
それぞれの体質は単独でなく、重なって現れることもよくあります。
もうひとつ、妊娠後に気になる問題もあります。
妊娠が判明してから「花粉症の薬を飲んでも大丈夫?」と不安に思われる声もよく聞かれます。
授乳期間も含めると、薬の服用に慎重になる期間がしばらく続きます。
だからこそ、妊娠前からの体質改善がとても大切です。
一陽館薬局では、お一人おひとりの体質をていねいに確認しながら漢方をご提案しています。
食事やストレス対策も含めたカウンセリングで、妊娠総合力アップを一緒に目指しましょう。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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