秋の気配と冷え
急に気温の上下が大きくなって、一気に季節が進んだような気がします。
「季節の変わり目」は、気温も空気も心も、体調に影響しやすくなります。
漢方相談の際にも、この時期特有の症状に関するお悩みがきかれます。
夏の名残として、基礎体温も、その日の天気やクーラーの使い方などでも変動する様子が見られます。
体にこもった熱が抜けず、生理の出血が多くなったり、排卵日が早くなったり無排卵のようになって生理周期が短かくなったりする方もあります。
その一方で、秋の前触れとして
こむら返りのような足がつったり、理由もないのに寝つきが悪くなったり、胃腸の弱い方は胃もたれや下痢などの不調も起こりやすくなります。
そろそろ冷えを意識しながら生活面を整えるとよいかもしれません。
規則正しい生活をして、極端な気温変化に注意しながら、まずは「温める」というよりも「冷やさない」ように心がけましょう。
収穫の秋、食事では、実りのエネルギーを存分に楽しみたいですね。
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