漢方相談で妊活!何から始める?(その5)
その5 漢方薬の効果
「漢方薬は、長く続けなきゃ効かない!!という表現には幾つかの解釈が含まれています。
「長く」の意味、「効く」の意味をどう受けとめるかによって、漢方薬に対する理解は大きな違いが出てきます。
「長く」が、数時間、数日、数ヵ月、数年・・・数時間も待てない場合もあれば、数年かかっても長いとは感じない場合もありますね。
「効く」についても、表面的な異常が消えることなのか、今後ともその不調が出ないことまでを期待するのか、により異なります。
漢方には、「標治」「根治」という言葉があり、表面的な状態の改善を意味する「標治」に対し、根本から体質改善をする「根治」があり、互いに関連しあっています。
どのポイントを目指すかは、ご本人次第です。
自分の目標設定をはっきりして、必要なことに取り組めば、不満を感じることは少ないと思います。
お客さまの妊活は、標治を目指しますか、根治を目指しますか。
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