漢方を効果的に活用するために。
こんにちは。山々がブロッコリーのように盛り上がって見えます。活気にみちてきましたね。
妊娠に向けて何かを始めようとしたときに、思い浮かぶことは・・・?
食べ物、運動、サプリメント、不妊クリニック、そして漢方。最近は鍼灸を取り入れるかたもあるとか。
様々な取り組みがあると、迷われる方もいらっしゃるようです。
自分に適した方法を見つけることが大切ですね。
漢方について、向き不向きを挙げると、向いている方は、毎日飲み続けることができる人、味や剤型などに対するこだわりが強すぎない人、ですね。
漢方が他の方法と異なるのは、体質を変えることができる点です。ですから不妊治療と併用もできるし、漢方治療で体づくりもできると思います。
はっきりと、しっかりした作用が認められている漢方ですが、西洋医学の診断はできません。血液の成分を調べたり、エコーなどで体内の様子を見たりすることはできないのです。
ですから漢方治療を上手に活用するなら、まずは、医学的な不妊検査を受けておかれるとよいと思います。
漢方は、もともと健康な体づくりを目的としているもので、カラダを本来の状態にしていくことをめざします。そのため、医学的な治療を要する不妊原因があるなら、それは漢方の範疇から外れます。
ですが、子宮内膜症などがあっても漢方て体質改善が進めば妊娠に至る場合があるのは、子宮内膜症が直接の不妊原因ではなく、漢方で体質が変わり妊娠力が高められたことによると思います。実際には、そういったケースは珍しくありません。
せっかくの妊娠への選択肢を有効に活用するならば、自分に必要なそれぞれの特性をうまく使い分けていくとよいと思います。
そんなご相談ができるのが、私の役割のひとつでもあります。お気軽にお話くださいませ。
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