本当に漢方を効率良く活用したいなら
妊娠、出産という”結果”を得るために漢方を始められたのに、結果を手に入れる前に中途半端な飲み方になられる場合があります。
優先順位もあるかと思いますが、妊娠は「した」「していない」のどちらかしかなく、基本的には「妊娠」できる状態になるまで改善を重ねていくのが「体質改善」であり、妊娠に向けての「体づくり」といえます。
もちろん、妊娠に向けて体調の一部だけが今より少し良くなればいいという考えもあると思います。
しかし、時間に制限がある中、何年も妊娠に届くことなく、不利な条件を抱えながら実現を目ざすのは、そう簡単ではないことは、何よりもお客さまご自身が深く実感されていることでしょう。
一陽館薬局では、”どうしても” の想いを持って本気で妊娠を目ざす方に寄り添いサポートしたいと考えています。
今回のお客さまは、初めてのご来店から4年目になられます。
重度の子宮内膜症の手術を受けられた数ヶ月後のことでした。
当時は、生理の時は痛み止めも効かず、あまりの痛みに嘔吐するほどでした。
体調がすぐれない日が多く、夏は必ず食欲が落ちて夏バテになっていました。
卵巣嚢腫の影響で、卵が育たず採卵もできない状態でしたが、漢方を併用されてからは胚盤胞が獲得できるようになりました。
現在の生理は、痛みもなく、不調をともなうことはありません。
猛暑でもバテることなくお元気です。
不妊治療を離れ、ご夫婦で妊娠を目ざしておられます。
健康あってこその妊娠かなと思います。
また、別のケースでは、40歳代半ばになられAMH低値を知り急ぎ体外受精を始められ、2回目のチャレンジとなるタイミングでの漢方併用です。
1回目の体外受精は、FSH値も高く、採卵にたどり着くまでに追加でホルモン治療をおこない、獲得できた卵子は空胞でした。
2回目は桃福宝を併用し、状態に見合う飲み方をされたところ、FSH値も下がり採卵成功、移植では陰性でした。
3回目の採卵も続けておこなわれる中、桃福宝の飲み方を減らして臨まれ、得られた卵子は受精後すぐに発育が止まってしまいました。
桃福宝は薬ではありませんので、飲み方と効能効果に定めがあるものでもありません。
あくまでもお体のはたらきをサポートするものです。
「結果」を求めるか求めないかにより、必要なサポートは違って当然だと思います。
地道にご自身の体を整え、一つ一つ課題をクリアしながら根気強く妊娠をめざす方のお力になりたいと願っています。
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◎陽子先生妊活Instagram
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