最新 ART事情 2018データ より
先日、日本産婦人科学会より最新(2018年)の体外受精データが発表されました。
年間の体外受精(採卵チャレンジ)件数は、2017年をさらに上回り45万件を超え、
世界最多となりましたが、その中でどれくらいが移植できていると思われますか?
採卵にチャレンジした約45万5千件中、移植(受精卵を子宮へ移す)ができたのは25万件、
つまり20万件超は移植まで至らなかった(卵子の発育不良、卵子の質が良くない、受精しない、異常受精、空胞、受精したが発育停止など)のです。
さらに、妊娠件数は8万件(17,6%)、
出産件数は5万5千件(12,2%)と、
妊娠・出産成功率もわずかとはいえ、前年よりさらに低下する厳しい結果が示されました。
困難な事情を抱えている方も、また、1回でうまくいく方も含まれますが、
日本は「妊娠できない体外受精」も世界一多いのが現実のようです。
ここで体外受精の賛否を論じたいのではなく、
体調を整える、体を元気にする「漢方」という味方がある、
卵巣機能を高め、体質から整えて成果を高めるための活路があるということを
もっと知っていただきたいと願います。
不妊治療か、漢方か、・・・?
西洋医学か、東洋医学か・・・?
という選択ではなく、
必要なものをうまく利用して、結果を導くことが
お客様にとって最大のメリットであろうと思います。
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