”春バテ”を克服しましょう!
こんにちは。
ポカポカ日和かと思えば、ここ数日は厚手の上着が欲しくなるような冷えが続いています。
さて、最近は”○○症候群”だとか、”○○症”のような病気ではない不調や不具合の総称が増えていますね。
そういえば・・??と、思わず自分の状態をどれかに当てはめようとしたりして。
”春バテ”もいつからあったのか、よくわからないですが、夏バテの体調不良と5月病の精神的不安定を合わせたような心身の不調のようですね。
原因は、自律神経のバランスの乱れによりますが、自律神経は、漢方では「肝」に支配されており、春の移り変わる季節感のひとつひとつが影響していきます。
暗から明へ、寒冷から温暖へ、静から動へ・・
生活が一新したり、一時的に多忙になったり、緊張や興奮を伴う状況が続きますが、これに適応していくのが「肝」の役目です。
また、気温の変動に応じて体温を一定に保つように調整するのも自律神経の役割ですから、今年は神経が休まる間がないのでしょう。
「肝」にかかる負担が大きくなり、働きが不安定になると、女性ホルモンのバランスにも影響します。
イライラしたり、基礎体温が激しく上下したり、寝つきが悪くなったり、便秘になったり、胃腸の膨満感など気の巡りの停滞がみられます。
春の躍動感を楽しむ余裕を心にも体にも持つように意識しながら、無理せず変化に対応する準備をしていきましょう。
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