春は、「気」から。
少しずつですが、春の気配を感じる頃になりました。
気づくと日が長くなり、木の枝では小さな芽吹きが始まろうとしています。
私は、三寒四温という表現を好んで使います。
毎年、この時季になると楽しみなような、懐かしいような感覚がやってきます。
皆さまにも、私のように春の気配を待ち焦がれている方もいらっしゃるでしょうか。
三寒四温の揺れる気候の中で、体調維持にエネルギーを消費し、気持ちもウキウキし始めると、体を維持する「気」のバランスが崩れます。
「気」は消耗し過ぎて不足すると 「気虚」となり、処理しきれずため込んでしまうと「気滞」となります。
「気」は、気持ちとか意欲のエネルギーでもあり、「虚」になると元気がなくなってしまいますし、「滞」が起きるとストレス満タンとなってしまいます。
「気」の状態が良好なのが「元気」です。
春は、ソワソワ落ち着きなく、イライラしやすい季節です。
心が空回りしないように、ゆったりと過ごしましょう。
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