心に効く。
自分の耳を疑うほど、心が痛く、衝撃に呼吸も苦しくなるような出来事が、世間では相次ぎ、自分の無力さを感じたり心の平静を見失いそうになったりすることがあります。
不安や悩みも、自分に自信をなくしたときには、痛烈に心を攻撃してきます。
気分転換するエネルギーも尽きてしまった時は、本来の判断力にストップがかかります。こんな時、自分を一番心配してくれる人を思い出して、エネルギーを振り絞って信頼できる理解者に相談してみてほしいと思います。
そして、こういう時に助けてくれる漢方もあります。
「生命維持」つまり内臓機能や血流や免疫は、漢方的には「気力」で運営されていると考えられます。
気力が増してくれば、少しずつ意欲が出てきます。気の巡りがスムーズになれば、心も体も健やかです。ストレスが大きすぎると、処理しきれず心もカラダも淀んできます。
春先は、特に心が不安定になりやすい季節です。
起きてしまった出来事を、消すことはできませんが、カラダへの影響が少なくなるように、「気」の巡りを良くしたり、補ったりする漢方薬があります。
根本的な性格をベースに、「考え方」こそが「気」のバランスからくるものです。
先人の知恵に助けられながら、心も体も健康に過ごしましょう。
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