寄り添って15年 〜桃福宝の進化〜
一陽館薬局の子宝漢方は、最大の有用性をめざして桃福宝を開発し15年を迎えます。
その進化を振り返りながら、ご案内したいと思います。
そもそも私どもは「赤ちゃんがほしい」という切実な願いを胸に、27年にわたり、全国から寄せられるお一人お一人の声に向き合い続けてきました。
妊活を取り巻く社会は、桃福宝発売から、この15年間で大きく変化しました。
2000年代以降、不妊治療が広く知られるようになり、ART治療周期は16万件から50万件へ。
女性の生き方の多様化、仕事と妊活の両立、年齢の壁・・。
妊活のご相談の現場には、時代の変化がそのまま反映されていきました。
そして、ただ昔ながらの漢方を当てはめるだけでは応えきれない“現代特有の妊娠しづらさ”が、確かに存在することを多くの症例から教わりました。
慢性的な疲労や深い瘀血、ホルモン治療による腎虚、年齢による肝血不足。
妊娠力を低下させる要因は複雑化し、より的確なアプローチが求められるようになったのです。
そんな現場の声から生まれたのが、現代人のための「新しい漢方」=桃福宝です。
開発の出発点はいつも、お客様の声でした。
◎現場の声と1000例以上の症例から生まれた「桃福宝」
2011年10月、桃福宝「赤珠」「黒珠」が誕生しました。
開発では、一陽館薬局に蓄積された1000例以上の実症例を丁寧に検証し、医療気功による漢方診断術を併用しながら、最適な配合バランスを追求。
その結果、相談症例の約70%で“不妊状態を妊娠可能ラインへ引き上げる”ことをめざした設計にたどり着きました。
これは「奇跡」ではなく、「現場の声が導いた答え」といえます。
◎時代とともに変化する妊娠の壁
桃福宝は5つの進化を重ねてきました。
妊活の現場は常に変化しています。
だからこそ桃福宝も、現場のご相談と患者さまの体の変化に合わせて進化してきました。
☑2014年
国内生産へ移行・赤珠&黒珠リニューアル
ART治療が急増し、日本は世界一体外受精が多い国になりました。
その反面、ホルモン治療による「瘀血」や「腎虚」が深刻化し、着床や採卵の難しさを訴える方が増えました。
・赤珠:純度の高いEPAへ変更し、軟カプセルで“瘀血ケアの有用性”を強化。
・黒珠:ホルモン治療で強まる“陰虚”に対応し、補陰と陽気の調整を改善。
☑ 2017年
「碧珠」発売
年齢的な壁と治療の長期化が重なり、卵子の質、内膜の薄さ、AMH低値、FSH高値など“腎精と肝血の消耗”が顕著になりました。
これに応えるため、補陰・補血の高さで知られる大和当帰を配合した「碧珠」が誕生しました。
☑2018年
黒珠・赤珠リニューアル
・黒珠:卵巣機能低下やAMH低値といった深刻な腎虚に対応するため、補腎作用を強化。
・赤珠:年齢上昇に伴う瘀血の深刻化に対し、EPAを国産へ、さらに配合量も増量。
☑2020年
碧珠リニューアル
年齢制限・時間制限のあるご相談が増える中、妊娠の根幹である「肝血」「腎陰」の強化をめざし、
イズイエキスの配合に成功。卵巣機能の落ち込みに向き合う一歩となりました。
☑ 2024年
赤珠 小粒タイプへ
以前からずっといただいていた「飲みづらい」というお声に、ようやく応えることができました。
軟カプセルのまま、粒の大きさを約1/2に小型化し、毎日の継続がぐっと楽に。
15年寄り添ってきた桃福宝の“使いやすさ”への大きな進化です。
桃福宝は、薬局側が一方的に作ったものではありません。
お客さまの物語の中で進化し続ける漢方です。
全国の方々が寄せてくださった「本音の声」と、現場での症例検証の積み重ねがすべての原点です。
妊娠までの道のりは、決してひとつではありません。
だからこそ、時代が変わっても、治療が進化しても妊娠を望まれるお一人おひとりに“本当に役立つ”漢方でありたいと願っています。
これからもご要望にお応えし進化を続けていきます。
15年間寄り添い続けた想いの先に、お客さまの未来が開いていくことを見届けてまいります。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
※ブログで取り上げて欲しいテーマはInstagramDMまたは公式LINEメッセージにて受付中
◎陽子先生妊活Instagram




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