子宮筋腫の課題と漢方的対策とは

子宮筋腫は、症状の有無にかかわらず、多くの方が気づかないままもっている可能性があるとされます。
そういった意味では、妊活世代の女性にも珍しくない疾患かもしれません。

子宮筋腫があるから妊娠できない、とは限りませんが、妊活中のトラブルや日々の快適性を損なう場合もあります。

特に粘膜下筋腫や筋層内筋腫といわれるものでは、
・子宮内膜の表面積を広げる
・子宮の収縮を妨げる
などにより、月経血量が増え、止まりにくくなります。
特に、子宮腺筋症では内膜様組織が筋層内に入り込み、月経時の出血量・痛みがともに強くなる傾向がありま
す。

「出し切れず、だらだら続く出血」になる要因として、
・貧血気味
・栄養不足(特に鉄・たんぱく質)
・抗凝固薬の使用
・甲状腺機能異常
などがあげられ、血液やホルモンのバランスが崩れると、止血機構がうまく働かず、出血量が増えることにつながるようです。

漢方では、過多月経につながる体質として主に3つのタイプが考えられます。
① 瘀血(おけつ)
血の巡りが悪く、古い血が停滞して子宮内膜がうまく入れ替わらない。
② 血熱(けつねつ)
体内に余分な熱がこもり、血が熱せられてあふれ出る。
③ 気虚(ききょ)
子宮を引き締める力が弱く、血を統率できない。
どれか一つだけの要因から子宮筋腫ができるわけではなく、このような体質につながる”今までの生活の積み重ね”によりますから、今以上に増悪させないためには生活習慣の見直しが重要です。 

しかし、既にできてしまった筋腫はどうするかが問題になることがあります。
子宮筋腫がある位置や状態によっては、妊娠の妨げとなるものや、体外受精のスケジュールに影響することもあり、子宮筋腫そのものの手術を優先する必要がある場合もあります。

そして、子宮筋腫の治療をしたからといっても、妊娠できるかどうかは別問題であり、再発や癒着といったリスクも含めて検討されるべきかと思います。
 
漢方では、再発や癒着への対策と、そもそも子宮筋腫の発症に関わる体質を整えることで、妊娠に向けての体づくりをサポートします。
 

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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