子宮内膜ポリープの漢方的見かた

婦人科での治療と並行して、漢方的なアプローチを取り入れることで、体の根本から変えていくことができることがあります。
今日は、漢方の視点からポリープをどう捉えるか、についてご案内します。

子宮内膜ポリープと診断されたとき、「手術するしかないの?」「また再発するかも…」と不安になる方はとても多いことでしょう。

漢方では「瘀血(おけつ)」が関係していると考えます。
つまり、子宮内膜ポリープは「瘀血(おけつ)」=血の流れが滞った状態と深く関わっていると考えます。
血が滞ると、本来流れていくべきものが局所に留まり、”かたまり”のようなものができやすくなるのです。

ポリープや筋腫、のう胞など、婦人科系のできものの多くに、この瘀血が関わっていると漢方では見ます。

「体が冷えやすい」「生理の血が暗い・塊が出る」「生理痛がある」「肩こりや頭痛が慢性的」などの症状がある方は、瘀血体質の可能性があります。

もうひとつ、漢方的にでポリープと関わるとされるのが「痰湿(たんしつ)」です。
これは体の中に余分な水分や老廃物が溜まった状態をさします。
むくみやすい、体が重い、胃腸が弱い、太りやすいといった方に多く見られます。

瘀血と痰湿が組み合わさると、よりできものができやすい体質になると考えられています。

漢方では、体質を見極めたうえで、
・血の巡りを改善する(活血・駆瘀血)
・余分な水分・老廃物を排出する(化痰・利湿)
・根本の冷えや気の滞りを整える
といったアプローチで、体の内側から整えていきます。

ポリープそのものを漢方が直接消すわけではありませんが、再発しにくい体・着床しやすい子宮環境を作ることを目指すことができます。

ポリープがあると「着床の邪魔になるかも」と除去手術を受けられることがありますが、手術のタイミングや必要性は婦人科の先生とよく相談しながら、その間も「体質を整える」という視点で漢方を活用していただくことをおすすめしています。

焦らず、でも着実に。
一緒に妊活を進めていきましょう。
ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。

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