妊活と巡りの深い関係〜寒暖差~

初夏のような日が続いたと思えば、肌寒さを感じる日がやって来て、熱中症と風邪ひきの心配を行ったり来たりの日々ですね。
最近では「寒暖差疲労」や「寒暖差アレルギー」という言葉も頻繁に耳にするようになりました。

寒暖差が大きいと体調にも影響が及び、妊活中の女性には気をつけておきたい変化もあります。

今回は、寒暖差と体の巡りの関係、そしてその巡りが妊活にどう関係するのかについて、漢方的な視点から考えていきます。

寒暖差とは、一日の中での気温差、あるいは室内外の温度差のことを指します。
特に最近は、日によって温度差が10度以上になることも珍しくありません。朝晩と日中で大きく気温が変化することも多く、体にとってはかなりのストレスになっていますす。

漢方では、寒暖差によって起こる体調不良は「外邪」の侵入、特に「風寒」や「風熱」が体内に入ってしまうことで起こると考えます。

また、寒暖差による体の緊張や疲れは、気や血の巡りを滞らせ、内臓機能にも影響を及ぼします。
この「巡りの悪さ」は、当然、子宮や卵巣などの生殖器官にも影響しやすいのです。

「寒暖差」が妊活に与える3つの影響
① 自律神経の乱れ
寒暖差で自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れやすくなり、生理周期の乱れや排卵障害などにつながります。

② 血流の滞り
体が冷えたり緊張すると、血流が悪くなり、子宮や卵巣への血流も減少。子宮環境が整いにくくなります。

③ 免疫力の低下
体が寒暖差に対応しようとしてエネルギーを消耗すると、免疫力も落ち、風邪をひきやすくなったり、炎症体質になりやすくなります。

寒暖差は避けられないものですが、工夫することで体の負担を減らしましょう。
・羽織りものを常に持ち歩く
冷房が効いている場所では薄手のカーディガンやストールで体を守りましょう。

・朝晩は一枚プラス
日中との温度差を意識して、朝晩は腹巻やレッグウォーマーを活用して体を冷やさないようにましょう。

・温かい飲み物を選ぶ
冷たい飲み物を避けて、常温〜温かいお茶や白湯を習慣にするのもおすすめです。

・入浴でリセット
38〜40度のお湯にゆったりつかることで、巡りを整え、自律神経も整いやすくなります。

子宮環境においても、血の巡りがよく、生理が安定しているときに妊娠しやすいと考えられ、寒暖差によって体のバランスが乱れると、巡りが滞り、妊娠力にも好ましい影響とは言えません。

妊活中は季節や環境の変化に負けない体づくりを意識することがとても大切になりますが、神経質になり過ぎるのも、生活を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
季節や気候の変化は、自然の一部であり避けられないものですが、その影響をなるべく小さくすることで、体の中の「自然=巡り」も守ることができます。

一陽館薬局では、「何となく疲れやすい」「生理が乱れがち」といった小さな体の声に耳を傾け、体調維持に必要なエネルギーを漢方で補い、サポートしています。

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