妊活、何から始める?
「妊活を始めようと思っているんですが、何から始めればよいかわからなくて」というご相談が実はとても多いです。
インターネットで調べると情報があふれていて、かえって迷子になってしまう。
情報に振り回されてしまう方もたくさんいらっしゃいます。
今回は、病院での基本検査と、漢方での「妊活の入り口」についてご案内します。
いわゆる”妊活”を始めよう、と思ったとき「よくわからないからとりあえず病院へ」と動き出されるのは当然の選択肢かもしれません。
でも、不妊専門クリニックの扉を開けると、検査から治療へという一つの流れが自然と動き始めます。
検査で異常がないのに、気づけばタイミング指導から人工授精、体外受精へと進んでいたといった経緯でご相談にいらっしゃるもたくさんおられます。
病院での治療が必要な場合もあるでしょう。
でも、今すぐ治療が必要かどうかは、まず自分の体の状態を知ってから判断しても、決して遅くはありません。
病院へ行く前に、一度漢方のご相談もおすすめします。
「ご自身のお体がどういう状態なのか」「何を優先して整えればいいか」を一緒に確認してから動き出すことで、その後の選択が変わることがあります。
検査を受けることも、治療を始めることも、それからでも遅くはないかもしれません。
婦人科や産婦人科での基本検査は、妊活の方向性を決める大切な情報になります。
いったん受けておかれるのもよいと思います。
女性側の主な検査としては、ホルモン検査(月経2〜5日目に採血し、FSH・LH・エストロゲンなどを調べます)、超音波検査による子宮や卵巣の状態確認、卵管の通りを調べる卵管通気・通水検査などがあり、卵巣予備能の目安となるAMHもチェックできます。
男性側は精液検査が基本です。
ただし、検査はあくまでも「情報を得るため」のものです。
検査を受けることと、すぐに治療を始めることは、別のことといえます。
漢方では、検査数値だけではわからない体の状態をみていきます。
特に、生理の状態は、基準が”自分”であるため、改善すべき問題として認識されていないことが多く、ご相談の中で「本来目指すべき生理」をお伝えすると驚かれることが多いです。
妊娠しやすい体の基本は、特別な状態をいうのではなく、月経が安定し、血がしっかり巡り、内臓がそれぞれの役割を果たせている状態であることです。
漢方ではその「整った状態」を、丁寧に作っていきます。
妊活中の方の体を診ていると、いくつかのパターンが見えてきます。
たとえば、体を温める力が弱くなっていると、いつも手足が冷たく、下腹部が温まりにくい。
血の流れが滞っていると、経血の色が暗く、塊が出やすい。
血が足りていないと、顔色が悪く、立ちくらみや動悸がある。
疲れやすく、食欲にムラがある方は、消化吸収の力が落ちていて、体を養うもとが十分につくれていないことが考えられます。
いくつか重なっていることがほとんどですからしっかりとご様子をお聞きして、その方の体質に合わせた処方が必要になります。
「妊活」という妊娠への準備期間を「何から始めたらいいかわからない」という方こそ、まず漢方の相談にいらしてください。
体の今の状態を一緒に確認するところから、妊活を始めましょう。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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◎陽子先生妊活Instagram




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