「あなたの気持ちなんて関係ありません」
という言葉を受け、沈んだご様子でご相談にみえたお客さま。
たしかに、理論的には「気持ちで妊娠できれば医者はいらない」ということかもしれませんね。
ですが、実際のところ、
不妊治療を尽くしても妊娠しないケースや、不妊治療から離れた途端に妊娠したケースなど
「理屈で割り切れない事例」は、珍しくありません。
子宝の漢方相談は、他の病状に関するご相談と異なり、このような点から特異性が強いといえます。
・病気ではない
・「だんだん良くなる」類ではなく、生理毎に結果がハッキリ出る
・ひとりの努力だけで解決できない要因も多い
ですから、もしかしたら「病は気から」の要素もあるのかもしれないと思うのです。
いくつもの小さな奇跡が重なって、大きな結果を生む・・・
「授かりもの」とは、「人のご縁」に似ていると思います。
前を向けば前に進む、迷っていると出口を見失う・・・その逆も呵りです。
妊活女性にとって、ストレスは神経を緊張させ、「さずかりもの」を受けとめる余裕がなくなってしまいます。
精神的に不安定になるだけで、生理周期が乱れたりもします。
精神的不安定⇒体調不安⇒さらに精神的不安定⇒さらに体調不安
と、追い詰められて苦しくなるばかりです。
漢方は不思議なもので、体に馴染んで精神面までバランスを整えていくものです。
穏やかな漢方の効能を感じながら、不安なお気持ちをお話しください。
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