妊活における冬と春
厳しい冷え込みが続くと、寒さ疲れや気分まで落ち込みそう・・といった声も聞かれます。
漢方では、冬は「陰」が極まり、腎が精を蔵し、血が内に集まり、あえて動かないことが適した季節とされます。
妊活に置きかえると冬は、卵子の充実、内膜を厚くする、体力・血・精を消耗させない、といった「蓄え、溜める力」が優勢にはたらく状態にあたります。
冬は、来たるべき春のために内面のエネルギーを高める役割を果たします。
春は、漢方では「発陳(はっちん)」と呼ばれ、蓄えたエネルギーを力に変えて、外へ発散する季節になります。
この転化がスムーズかどうかは、生理周期の移行とも似ています、
うまくいかず滞るタイプには、共通する特徴があります。
・冷えが強く、回復に時間がかかる
・疲れが抜けず、次周期に持ち越す
・排卵前に体調が乱れる
・月経後半になってもスッキリしない
陰が十分に極まらないまま、陽に切り替わろうとするとバランスを崩す要因になります。
漢方の「陰が極まり陽に転じる」とは「冬を深めるからこそ、春が始まる」ことを意味します。
一陽来復という言葉のように、「朝が来ない夜はない、夜があるからこそ朝が来る」ということは事象の程度には差がありますが、たびたび経験してきたことかもしれません。
妊活漢方で重要なのは、むやみに春を早めることではなく、冬をしっかり充実することによって、自然に春を迎えるという”順序を守る”ことです。
食物が芽吹くように、種まき前の土づくりが大切。
ていねいな土づくりがあってこそ、種はしっかりと芽を出し根を張り、栄養を糧に成長し、やがて実をつける日が訪れます。
今は助走中のかたも、そのタイミングが来た時にしっかりチャンスをつかめるよう、私たちはサポートします。
今期最強の寒波との日々ですが、温かくしてお元気にお過ごしください。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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