“原因不明不妊”の原因は?
「老化と言われました・・・」
「卵は悪くないんだけれど・・・」
「年齢のせいらしく・・・・・」
せっかくの体外受精も着床の段階で途絶えることに悩み、漢方薬を試したいとのご相談は増える一方です。
「着床」は、不妊治療においても妊娠への最後のハードルですね。
さて、漢方では着床を考えるとき
「瘀血(おけつ)」「血虚(けっきょ)」など「血(けつ)の状態」に注目します。
なかでも「瘀血」というものは、生まれ持った体質に加え、食事や生活、睡眠やストレスなど、あらゆる状況から発生しているものです。
だから、「瘀血」だけでは医学的に病気ともいえず長期間の瘀血状態が積み重なったとき病気が発生してくるというものです。
いわゆる「未病」の考え方ですね。
どこにも異常が見当たらない、けれど着床しない、ということは、
病気には該当しない、「カラダの調子」としての「瘀血」の度合いが深く関係していると漢方的には考えられます。
そして、
その「瘀血」の度合いは当然一人ひとり異なるので、着床できる居心地の良い子宮内膜の状態が整うまでにかかる期間も個人差が生じてくるわけです。
さらに生活習慣により積み重ねられた時間が「改善までの頑固さ」をつくっていくことを考えると、何よりもまず整えなければならない条件ともいえます。
医学的原因がないのに・・・
受精卵はできるのに・・・
子宮内膜の厚さはあるのに・・・
視点を少し変えていくと、見えてくることがあるのではないかと思います。
一陽館では、お客さまの食事や生活習慣などの背景も含めてカウンセリングを行っています。
原因不明の不妊状態にお悩みの方は、一度ご相談になってみてください。
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