卵子力と精子力
女性は、生まれたときからすでに一生分の卵子の数は決まっており
新たに生み出されることはないと言われています。
卵子の老化、ということが注目されていますが、
これは年齢を経て身体機能の衰えが卵子の状態に反映されるということです。
一方、男性のほうは
精子は日々産生されるので年齢的な影響は受けにくいと言われてきました。
そして、最近では男女とも35歳~40歳頃になると
「卵子力」「精子力」の低下を指摘されるようになっています。
この理屈は、
シンプルに本来あるべき体力が卵子や精子に反映されると想定した場合のこと
ではないか、と考えます。
ですから、
疲労度合い、対人関係、精神的ストレス、生活時間リズム、などの
個人的な状況の違いによる「個人差」は大きいのではないでしょうか。
つまり
「本来の体力」+「個人的状況」=「現在の評価」ということです。
本来の体力自体が強くても、不摂生な生活や無理な体力消耗を重ねているようでは
結果的に「精子力」「卵子力」を低下させてしまいます。
また、どんなに努力して生活面を整えても、本来の体力自体が弱いのであれば
結果を引き上げるのも限界があります。
似たような「現在の評価」の方であっても個々人により導く関係式は異なります。
弱点や自分の努力ではどうにもならない部分を漢方薬で補い調整していこうとしています。
卵子も精子も、カラダから生み出されるものであり
「卵子力」「精子力」は体の状態で変化します。
数の多い・少ないだけでなく、
それがいかに元気なものであるかも含めての
「総合評価」を高めるには、偏りのないカラダづくりが大切です。
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