卵子の質を上げるとは〜妊娠可能レベルに〜

通院期間はかれこれ5年になり、一昨年までは採卵しても胚盤胞を凍結することができましたが、昨年は胚盤胞にいたらず、この1年は採卵もままならず空胞や受精しない状況にあると言われます。

40代のチャレンジは厳しい・・・
だけど、お客さまにとっては諦める段階ではないのです。

もしかしたら、年齢のせいだけでなく、同じことを繰り返し、妊娠が遠のいていませんか?

個人差や偶然もあって奇跡が起きることもあるかもしれませんが、この状態からの巻き返しは、どうすればよいのでしょうか。

医学的領域ではなく、ご自身として不妊治療そのものの抜本的な見直しをしたいとご相談いただきました。
体を大切に、できるだけ負担をかけない、ダメージを増やさない選択肢をご案内しました。
また、自然界の知恵を体づくりに生かすことで疲弊した卵巣が元気を回復できるよう、漢方でバックアップすることも選択肢のひとつです。

一陽館薬局では、卵子の質は、大きく3つのポイントからサポートすることができます。

◎血の巡りタイプ(瘀血タイプ)
卵巣や子宮の血流が滞ると、酸素や栄養が十分に届かず、卵子の質が下がりやすくなります。
顔色がくすみがち、肩こりや生理痛が強い、経血に塊が混じる人はこのタイプ。
”駆瘀血作用”を高める漢方で、血流を整え、卵巣環境をリセットしていきます。

② 腎虚タイプ(エネルギー不足タイプ)
腎(じん)は生命エネルギーの源。
加齢や疲労の蓄積、睡眠不足などで腎の力が弱まると、卵巣機能が低下し、卵子の成熟が不十分になりやすいです。
冷えやすい、足腰がだるい、生理周期が長い人は要注意。
”補腎(ほじん)“の漢方で、卵巣の基礎体力を底上げします。

③ 気滞タイプ(ストレス・ホルモンバランス乱れタイプ)
ストレスやプレッシャーで「気(エネルギー)」の巡りが悪くなると、ホルモン分泌のリズムが乱れ、排卵にも影響します。
イライラや胸の張り、周期の乱れが目立つ人はこのタイプになります。
”理気(りき)作用”の漢方で気の流れを整え、心身の調和を取り戻します。

卵子の質は、単に「年齢」だけでなく、体のめぐりやエネルギーの状態によっても大きく左右されます。
漢方ではその人の体質を見極め、「今の卵巣に足りない力」を補っていくことが大切です。

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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