卵子の老化の真実
不妊治療に行き詰まった時
「卵子の老化」を妊娠できない理由として示されることが
割合として多いと感じます。
30歳代後半~40歳代、体外受精も回を重ねてくると
卵子や受精卵の状態が良くないという現実に直面し、
着床しない状態が繰り返されるケースが目立ちます。
老化=体力の衰退は誰もに課せられた条件。
でも、
体力の低下=老化?といえば、少し違うように思います。
卵子の状態を決めるのは、
年齢だけではなく、その時点での「体の力」だと思うのです。
たとえば、
同じ人でも不妊治療から離れて心身を休めて
漢方薬でカラダを養えば、
卵子の状態が良くなることは珍しいことではありません。
言わば、体を養生している期間分、「老化」は進むわけですが、
この期間を設けることで逆に状態が良くなるというわけです。
初回のご相談で、
「年齢的に余裕がないので、体づくりなんてしている時間はありません」
と言われるお客さまは多い。
もちろん、アレコレ試してばかりいる時間はないでしょう。
ただ、今の卵子や子宮の状態が「老化」によるのか
「老化+何か」によるのかを考えてみることも必要だと思います。
「老化+何か」の場合
その「何か」は色々なことが挙げられます。
生活の不摂生、偏食、ホルモン剤等で無理を続けてきた
・・・等々。
「老化」は変えられなくても
「何か」は修正すれば変えることができるものかもしれません。
まだまだご自身ができることはあります。
あなたの大切な卵子の「老化」と呼ばれる状態の真実を
見極めるのはあなたです。
この記事へのコメントはありません。