初秋の体調管理と妊活要点

まだ微かな足音ですが、秋の訪れを感じる季節にななってきましたね。
朝晩の涼しさの気配と日中の暑さが入り混じり、体も心もゆらぎやすい時期といえます。

夏の疲れが長引いて、健康の基本となる「気・血・水」のバランスが乱れやすくなります。
冷たい飲み物や冷房で体を冷やし過ぎた方は、子宮や卵巣への血流が滞り、漢方でいう「瘀血」が強くなり排卵や着床の不調につながることがあります。
一方で、冷えを避けようと温めすぎた結果、体に熱がこもり、不眠・肌のかゆみ・便秘といったトラブルを招く方も見られます。
妊娠力を整えるうえで“偏り“も不調の要因の一つとなりえます。

冷えが気になる方は、今からでも遅くありません。夜の食事に温かい汁物を取り入れたり、就寝時の冷房を弱めたりして、体の芯を温める意識を持ちましょう。
逆に熱がこもりやすい方は、無理に体を温めようとせず、旬の果物や根菜を取り入れて自然に熱を冷ます工夫をしてもよいでしょう。
水分補給は、そろそろ”常温”を意識して、乾燥の時期に備え、体に潤いを与えていきましょう。

また、初秋は心身のリズムが揺れやすい季節でもあります。
自律神経も乱れやすく、不眠や月経周期の不安定につながることがあります。
睡眠の質を整えることは、ホルモン分泌や卵子の成熟にも直結します。
夜更かしを避け、深呼吸や軽いストレッチでリラックスしながら、心身を整える時間を持ちましょう。

季節変化に寄り添いながら体をいたわることは、漢方でいう「養生」の基本です。
初秋に上手に体を馴染ませていくことが、妊娠に向けた体づくりの大切な一歩となります。

この季節の移ろいを感じつつ、ご自身の体調を丁寧に見つめ、無理なく過ごしていきましょう。

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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