“保険”に縛られない妊活へ

保険治療の枠にとらわれず、自分のペースで妊活を進めたい、という方が増えています。
「健康保険を利用する不妊治療」という選択肢が増えたため、自費か保険か、という判断をする機会が生まれました。

どうしても“年齢”が大きな基準になってしまう中、「持っている力をどれだけ発揮できるか」ということがとても大切になってきます。
年齢とともに卵巣機能も変化するのは避けられない現実です。
しかし、保険適用の年齢制限である42歳を超えて妊娠に至る方もいらっしゃいますし、治療では結果が出なかったのに自然妊娠された方も珍しいケースではありません。
年齢は一つの指標であって、妊娠を決定する絶対条件ではないのです。

ただ、年齢とともに体は確実に変化します。
たとえば…
・月経血量が減ってきた
・周期が短くなってきた
・排卵日が早まっている
・排卵までの期間が短くなった
・生理痛が軽くなってきた
・排卵が見られない月がある
・おりものが減った、変化に気づかない
・疲れやすくなってきた
こうした変化に共通しているのは、“体の活発さ”がゆっくりと落ちてきていることです。

これは自然な現象ですが、その低下が妊娠の成立を妨げるほどになると、チャンスそのものが縮んでしまいます。
不妊症とは別の「妊娠力そのものの縮小」といえます。

だからこそ、「弱ってしまった状態を前提に妊活を考える」のではなく、今ある力を引き上げるところに漢方の存在が力を発揮します。

排卵日を体調不良で逃してしまった経験はありませんか?
ストレスで月経が乱れたことはありませんか?

どちらも、妊活中には大きなロスになってしまいます。
同じ“1回のチャンス”でも、元気なときの1回と、疲れ切った日の1回では、全く意味が違います。

たとえ卵子の数が限られていても、そのひとつひとつが以前より元気になるだけで、妊娠の可能性は確実に高まります。

年齢を意識し始めた段階での体づくりには、スピード感も必要です。

もちろん、努力がそのまま結果に直結するとは限りません。

しかし、最終的に妊娠を決めるのは、「その方の体の状態そのもの」です。
過ぎていく時間を嘆くより、いまの体にしっかり向き合うことが、次の一歩につながります。

迷いがあるとき、心が定まらないときこそ、ぜひ漢方を選択肢に加えてみてください。
一陽館薬局では、あなたの体が持つ本来の力を最大限に生かせるよう、寄り添いながら精一杯サポートしてまいります。

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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