何が正解?夏の温活
妊活の基本?!とされる「温活」ですが、この暑さの中では悩ましい課題かもしれません。
たしかに、妊活中の方にとって“冷え”は大敵と認識されていますが、少し角度を変えて考えてみたいと思います。
冷房や冷たいのど越しが日常的にあるため、当然冷えやすい条件もそろっているといえます。
ですが、暑い時に温めることは効果的なのでしょうか?
夏でも腹巻きやカイロで冷え対策をされている声も聞かれますが、汗をかいたまま放置したり、過剰に温めすぎて熱がこもると、今度は“熱”の不調が起きてしまいます。
この時期、「温めればいいというわけではない」とお話することが多くなります。
温活とは、冷えにくい体質を目ざすことであり、ただ温めることとは違うと思います。
漢方的には、妊娠しやすい体とは「冷えすぎず、熱すぎず、ちょうどよい温度で巡りがよい」状態といえます。
外の気温が高く、室内は冷房がきいている夏こそ、“バランス”をとることが大切になります。
夏の正しい妊活を目ざしましょう。
1. お腹と足元を守る服装を
夏は、靴下は暑苦しくてはけません、と言われる方もおられます。
冷房の有無に合わせて薄手のレッグウォーマー等で要所をカバーする工夫をしましょう。
2. 温かい飲み物も上手に取り入れる
暑い最中に熱い飲み物ばかり飲んでいられません、とよく言われます。
高温かどうかよりも、身体を”冷やしにくいタイプ“の飲み物も取り入れてみましょう。
3. お風呂はシャワーで済ませず湯船に
心地よいぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、自律神経も整い、冷房の冷えも回復できることができます。
4. 漢方の力で内側から巡らせる
一陽館薬局では、「腎」を補って代謝を整える処方や、血流を促し子宮環境を整え着床をサポートする漢方薬をご提案しています。
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夏の「温活」は、ただ温めればいい、というものでもない点が難しいところです。
状況に合った“ちょうどよい温活”を見つけることが妊娠力アップと近道となることでしょう。
夏の温活は、特別なことではなく、身近で無理なくできることもあると思います。
考え過ぎてよくわからない、という方は、一度ご相談いだだけれはと思います。
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