二人目不妊の戸惑い
一人目妊娠時は、漢方のみで1年で授かることができたものの、二人目の妊活ではもっと早く妊娠したいと思い、漢方よりも先に病院へいくことにしました。
ところが2年が過ぎた今もまだ妊娠にいたらず、すでに体外受精・顕微授精までおこなっています。先日4回目の採卵では、2個とも空胞となって移植もできなくなってしまいました。このまま続けてよいか不安です・・・
たしかに漢方だと時間がかかると言われることがあります。
でも、漢方での体質改善は、時間のロスなのでしょうか?
体質改善とひとことで言っても、うまく改善できたとしても、そう簡単な話にはなりません。
例えば、生理痛について、痛み止めを飲んで痛みが起こらなくなった、とか、便秘について下剤を飲んで通便する、などは体質改善とはいえないでしょう。
しかし、表面的には生理痛はなくなりますし、快便にもなっています。
けれど、この段階だと生理痛や便秘による二次的トラブルは回避できるかもしれませんが、薬がないと当然生理痛も便秘も起こります。
妊活についても、病院でホルモン治療を受けたり手近なサプリメントを利用される方もいらっしゃると思いますし、それで妊娠され出産まで順調なケースもあると思います。
しかし中には、複数の事情が絡んだ生理不順だったり、温めるだけでは解決しない複雑な冷えを抱えておられるケースもあり、「これを解決しないと先に進めない」ということがあります。
これを解決するための時間は、半年以上または場合によっては1〜2年要することもあります。
目的に届くために必要な”改善に費やす時間”は、シンプルでまっすぐな道のりです。
必要な時間はロスというより、できるだけ早く始動するのが時間短縮につながります。
不妊治療がうまくいかないなら漢方を取り入れる方法もありますし、採卵もできない状態なら一時的に治療を休むだけでなく、漢方での体調サポートで効率を上げる選択肢もあります。
時間のロスを避けることが、何より速い方法といえるでしょう。
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