二人目不妊で多い体質とは
一人目の妊娠・出産から、二人目を考えたものの、こんなに難しいとは・・とご相談いただくことが増えました。
その要因には、出産・加齢・生活環境の変化によって生じる体質の変化が関わっていると考えられます。
今回は、二人目不妊で多い体質について、漢方的にまとめてみます。
① 血虚(けっきょ)
出産は医学的に見ても大量の出血を伴う現象です。
産後には、鉄欠乏やヘモグロビン低下が起こりやすく、漢方では、この状態を「血虚」=血の働きの弱りと捉えます。
血が不足すると、卵胞発育が遅れたり、子宮内膜が厚くなりにくく、また、黄体機能が不安定になるといった形で、妊娠に必要な環境が整いにくくなります。
月経量が減った、経血の色が薄くなった、立ちくらみや疲れやすさがある場合は、二人目妊活で多く見られる「血虚タイプ」と考えられます。
② 腎虚(じんきょ)
漢方では、生殖機能の中核となる「腎」が重要と考えます。
前回の妊娠から年齢を重ねることで、卵子の質やホルモン分泌の安定性、着床後の維持力などが低下に向かうことを”腎虚の進行”と理解します。
医学的にも、35歳以降でAMH低下や卵子の染色体異常率上昇が加速することが分かっており、腎虚はケアしておきたい体質です。
③ 気滞・瘀血
育児中は、睡眠不足や慢性的な疲労が重なりやすく、ご自分の体調に向き合うことも後回しになることか多くなります。
その結果、自律神経の乱れや血流低下が起こり、漢方では気滞(きたい)や瘀血(おけつ)の状態も慢性化してしまいます。
瘀血は、医学的に見れば、骨盤内血流の低下や子宮・卵巣機能の反応性低下と理解されます。
月経痛が強くなった、経血に塊が増えた、排卵期に違和感が出る、などは要注意です。
一人目と同じ方法を繰り返しても、二人目では結果が出にくいことがあります。
それは、身体の”前提条件”が変わっているからです。
漢方では、血を補い、腎を支え、気血の巡りを整える、この3点ヲ基本に体質を見直し、妊娠力の底上げを目指します。
二人目以降の妊活では「出産」と「年月」によって自然に生じた体質変化をサポートすることが妊娠力の回復につながります。
一陽館薬局では、お一人ごとに異なる要因を漢方で整えることで、二人目妊活を現実的に進めるお手伝いをします。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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