“二人目の壁”と漢方
二人目不妊は、「続発性不妊」と呼ばれます。
世界保健機関(WHO)が発表したデータでは、成人の約6人に1人が生涯のうちに不妊を経験するとされており、国や地域の収入水準に関係なく不妊は広くみられる「健康課題」であることが明らかになっています。
これは一次不妊(これまで妊娠したことがない状態)だけでなく、二人目不妊と呼ばれる“続発性不妊”にも当てはまる傾向です。
実際に世界の大規模調査では、これまで妊娠・出産の経験がある女性のうち、約10%が二人目以降の妊娠に至っていないと推計されています。
「一人目はすぐ授かったのに、二人目がなかなか妊娠できない」。
続発性不妊は病気だけで説明できるものではなく、体の変化と生活の変化が重なった結果として現れることが多いと感じます。
妊娠は単なる生理機能ではなく、心身のリズムが整い、生活のバランスが保たれて初めて成立する現象といえます。
出産後、多くの方が育児という大きな役割を担うとともに、ご自身の体の回復も考えなくてはならない状況が続きます。
つい、心身のケアは後回しにしてしまいがちになり、「回復に時間がかかる」「ホルモンや血流など体のバランスが変化」「ストレスや睡眠不足による心身の緊張」といった二人目不妊には典型的な体質が見て取れます。
出産後の体は、妊娠・分娩という大きな負荷から回復しながら、次の妊娠に向かう余力を養わなくてはなりません。
休養時間の不足に加え、ホルモンリズムや自律神経の調整、血流の回復といった複数の要素が絡み合う課題に向き合うことになります。
微妙なバランスの乱れですから、検査の結果にはっきりと現れないこともありますが、体調の変化としては感じられることもあるかもしれません。
もう一つ大きなポイントとなるのが、年齢という時間の経過による影響です。
妊娠力そのものは年齢とともに変化し、健康であっても時間の経過によって妊娠しにくさが生じることがあります。
二人目不妊が増えている理由として、身体的な変化に加えて、仕事や育児といった日常生活の負担が影響していると考えられています。
一陽館薬局の漢方相談では、”今の状態”を丁寧に見極め漢方で体調を整えていくことを大切にしています。
焦らず、ご自身の体と丁寧に向き合い、いたわりながら来たるべきチャンスに備えましょう。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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