中秋の漢方:冷え対策で出遅れないために
今日は、中秋の名月。
今年の中秋の名月は満月だそうですね。
日が暮れると秋を感じるようになりました。
と同時に、少し油断すると、足が冷たくなっていたり、ふとした時に風邪をひいてしまったりすることも多くなります。
日中の気温と夜の気温の差が大きくなり、季節の変わり目に入っていく時期は、自律神経のバランスも乱れやすく、体温調節がうまくいかなかったり、特に秋という季節は感傷的になりやすくなったりします。
本格的な冷えシーズンには、まだ時間がありますが、小さな冷えを積み重ねていくと、いつの間にか冷えによる不調を抱えることにもなりかねません。
まず取り掛かりたい冷え対策は、足首のガードです。
就寝時や日中の冷房などの影響を敏感に察知する、気血水のめぐりの源です。
この時期、足がつったり、こむら返りが起こったりするのは、冷え初めのサインかもしれませんね。
そして、腰、下腹部周辺。
皮下脂肪が多く、骨盤でうっ血を招きやすい、という代謝低下の条件がそろっている場所ともいえます。
ぎっくり腰や膀胱炎などは慢性化しやすいので、この時期は注意したいですね。
対策として、まずは湯ぶねにつかって全身の血行を整えましょう。
熱すぎない湯温で、疲れない程度の時間で、じんわりとほぐれていく心地良さを感じながらもいいですね。
秋夜のひととき、ゆっくりお過ごしください。
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