世代別妊活〜40歳代前半〜

最近のケースで多いのが、ご結婚から1〜3年までくらいの40歳代の方からのご相談です。
多くの場合、「もう時間がない」「できることはすべてやっているつもりなのに結果が出ない」「妊娠したのに流産」など、強い焦りや不安を抱えておられます。

40代は、個人差があるとは言っても30代までとは違う体の変化を、実感として受け止めざるを得ない年代でもあります。

医学的にみると、40歳を過ぎると卵子の残数は少なくなり、年齢相応に変化もみられます。
受精率や胚盤胞到達率、着床率が下がり、流産率が上昇することも、データとして明らかです。

しかしながら大切なのはこの現実を「妊娠できない」と受けとめるかどうか、これこそが結果を左右する最大の要因ではないかと感じます。
年齢的に不利だからとネガティブな事ばかりに目を向けて過ごす時間も、いかに効率のよい妊活をするかに集中して過ごす時間も、同じ”時間”なのです。
ここで重要なのは、“今までの不成功と同じやり方”を続けないこと、”今の状況に見合う妊活”を探し出すことです。

この年代の妊活でまず大切なのは、「量」より「質」に目を向けることだと思います。
採卵数や回数に一喜一憂するよりも、一つひとつの卵子が本来持っている力を、いかに発揮しやすい体内環境に整えるかを考えていきましょう。

卵子は短期間で”若返る”ものではありませんが、血流、代謝、ホルモン環境、慢性的な疲労や炎症状態を、日々の積み重ねで変えていくことができれば卵子の元気にもつながります。

40歳代前半の方に多く見られるのが、「治療を最優先にするあまり、体力気力の消耗が激しい」状態です。
仕事、通院、注射、結果待ちなど多くのストレスで、常に交感神経が優位になり、睡眠が浅くなっていませんか。
睡眠不足や慢性疲労は、卵巣機能だけでなく、着床や妊娠維持に必要なホルモンバランスにも影響します。

また、「冷えを感じにくい=冷えていない」と思い込んでいるケースも多い年代です。
自覚がなくても、下腹部や骨盤内の血流が低下していることも想定されます。

生理の変化(周期が短くなる、経血量が減る、色が暗くなるなど)を見逃さず、体質の傾向を丁寧に読み解きすみやかに対応していくことが、40代妊活では特に重要になります。
治療選択についても、「早く結果を出したい」という気持ちから、選択肢を狭めすぎてしまう方もおられます。
目先のことばかりを気にするだけでなく、少し視野をひろげたり、足元から見つめ直し、体を立て直したほうがその後の成果が上がる場合もあるはずです。

年齢が高いからこそ、“最短距離=最も強い治療”とは限らないのです。

一陽館薬局の妊活相談では、40歳代前半の方に対して、「今の体は、妊娠を迎えるあたりどんな状態か」を整理し課題を見つけることから始めます。
焦りを否定せず、現実を正しく理解したうえで、無理のない対策を立てることこそ、結果につなげるための現実的な考え方です。

40歳代の妊活は、決して単純ではありません。
けれど、年齢だけで可能性を決めてしまうのは、少し早いと感じる場合もあります。
漢方の現場では、体は、ていねいに手をかけた分だけ反応を返してくれることと思います。

焦りの中でがむしゃらになる妊活から、「整えながら進む妊活」へ。
意識そのものの切り替えが必要な岐路にさしかかっておられるかもしれません。

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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