不妊治療以外の選択
不妊治療の間口が広がり、不妊治療を希望するご夫婦の割合も高まっているように感じます。
でも、不妊治療を好まず自然に妊娠したいと願うご夫婦もおられます。
数年前から「不妊症の定義」は、通常のチャンスがある中で1年間妊娠に至らない場合(簡略化して表現しています)、とされています。
ですから、排卵のタイミングをチャンスとできる状況でありながら妊娠せずに1年経っているなら、一度、検査を検討されてもよいかと思います。
そして、検査でご夫婦とも異常がない、または、検査自体も好まない、という場合は、
まずは生理について見直されることをおすすめします。
以下のようなポイントからチェックしてみてください。
◎生理不順
◎生理痛
◎月経血量の多少
◎月経時に体調を崩しやすい
これらは必ずしも不妊の原因であるということではありませんが、妊娠成立を考えたときに
生理周期=排卵周期が安定していなければ、チャンスも見えにくくなりますし、経血の排出がスムーズであれば痛みを伴うこともないと考えられます。
子宮内膜症や子宮筋腫など婦人科系疾患がある場合は、経血量がとても多かったり、また、年齢的な影響から極端に少なくなっていることがあるかもしれません。
生理は血液も体力も元気エネルギーも消耗するものでもありますので、もともと体力や抵抗力が不足しているかたは、生理が負担になり体調を崩しやすいのです。
生理や生理周期が整うことで、妊娠に向けても有利になります。
体づくりの手始めには漢方がおすすめです。
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