不妊治療を休む間にできること
年末年始は、不妊治療を少し休みます、
という方もおられるのではないでしょうか。
通院や注射、採卵や移植といったスケジュールから距離を置くこの期間は、ただ「何もしない時間」ではなく、次に向けた大切な準備期間でもあります。
でも、準備期間の意味として、治療のことを意識してスタンバイするということではなく、体と心を養う“ご自身を大切にする時間“にしていただきたいということをお伝えしたいと思います。
不妊治療モードの生活では、体力も気力も全開の日々だった方もおられるでしょう。
身体にもホルモン剤の影響、採卵や移植による緊張に加え、結果待ちのストレスも加わり、バランスを保つにも大変だったのではないでしょうか。
慢性的な緊張状態は、漢方的には「気力」「栄養血」「腎精」の消耗につながります。
治療をお休みする間は、ホルモン分泌や卵子の発育等を担う「腎」を養い、血を充実させ、巡りを整えることに集中できる貴重な時期にもなります。
養生としては、まずはしっかり休むことです。
夜更かしを避け、睡眠の質を整えるだけでも、腎精の回復につながります。
年末年始は生活リズムが乱れやすい時期ですが、可能な範囲で「早く寝る」「体を冷やさない」を心がけてみてください。
“冷え“は血流を滞らせ、子宮や卵巣にも血行不良が影響します。
特に、首・お腹・足首を温める、湯船につかるといった基本的な養生は、この時期だからこそ大切になります。
食事も、治療中とは少し視点を変えてみましょう。結果を急ぐあまり、サプリメントや特定の栄養素ばかりに意識が向いていた方は、日々の食事に立ち返り「血を養う」「腎を補う」ことを意識してみましょう。
黒い色の食材、根菜類、良質なたんぱく質を、よく噛んで食べることがポイントです。
また、心の緊張をゆるめることを大切にしましょう。
不妊治療をしていると、どうしても「次!」「結果!」「年齢!」と、頭が先々の心配に傾きがちになります。
治療を休む間は、あえて妊活の情報から少し距離を置き、ご自身の体調や気分に目を向けてみてください。
気が張り詰めたままでは、血も腎も十分に養われません。
漢方相談では、体質を見直し、次の治療に備える方も多くいらっしゃいます。
目先にとらわれず、焦らず、でも何となく過ごすのではなく、「整える時間」として意識する方がきっと良い兆候につながると思います。
体を休めることは始動前の“助走“のようなものです。
私たちは、お一人おひとりに合った整え方を一緒に見つけて漢方でサポートしていきます。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
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