不妊は治療して治るもの?~原因を漢方で探る~
立春からゴールデンウィークにかけてのこの時期、
基礎体温表を眺めて憂鬱な気分になる方、
気候が移る時期は、情緒も揺れるのですが
基礎体温の動向も今ひとつと感じられる方も多いのではないでしょうか。
「頑張っているのに、また調子崩したのかな・・・」
と心配してご相談くださる方も少なくありません。
さて、今回の不妊原因は、
自分の責任ではない「原因」についてです。
3月を中心とした1~2周期で、排卵時期の動きがどうもスッキリしない方は、
ズバリ春という季節特有の『「気」の乱れ』によることが原因でしょう。
もちろん、排卵時期が不安定なのはずっと前からで、
この周期に限ったことではない、という方は
体質的なことが原因ですから、季節云々ということではありません。
冬という 静かに充電をする活動が少ない時期から
春という 明るく活動的になる時期へと変化するために
多くの元気エネルギーが必要となります。
ときに、その変化はカラダに影響し不安定な状態の原因となります。
「気」というものは、漢方薬を効かすためにとても大切な要素です。
必要な「気」が不足していると、カラダは元気が出ません。
めぐりの悪い状態が続くと「気」は停滞し、カラダの機能を妨げます。
発散の仕方も人それぞれ。
同じようにカラダに良い漢方を飲んでいる人でも、「気」の状態次第で
効果は半分も得られなかったり、予想以上の成果を得ることができるのです。
今の時期は、アレコレ思いすぎないことが、「元気のもと」かもしれませんね。
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