スムーズに妊娠できる体質と、時間がかかる体質の違い

「妊活は不公平だと感じる」という声をよくお聞きします。

年齢も近く、検査でも異常が見つからない。
似たような条件なのに結果に差が出る・・その違いとは、どのようなことが関係するのか、整理してお伝えしたいと思います。

「異常なし」という結果も大切な情報ですが、あくまでも検査の結果であり「妊娠しやすい状態にある」こととイコールではありません。

スムーズに妊娠される方を漢方的にみてみると、腎・肝・脾という三つの働きが安定しており、気・血のバランスが保たれています。
時間がかかる方は、この働きのどこかに消耗や滞りがある。
これは検査には映らない、でも確かにある”差”といえます。

まず根本にあるのが「腎精(じんせい)」の充実度です。
腎精とは、卵子の成熟・着床・妊娠の維持を支える”エネルギーの貯蓄”のようなものです。
年齢とともに減退するものではありますが、睡眠不足・過労・慢性的なストレスによって年齢以上に消耗が進みます。

スムーズに妊娠される方は、睡眠の質が安定していて、体力の回復が早い特徴がみられます。
一方、疲れが抜けにくい、朝からだるさを感じる、冷えを抱えているという状態が続いている方は、回復力のもととなる腎精の消耗が進んでいる可能性があります。

厄介なのは、この”消耗”を自覚しにくいことです。
「普通に動けている」と感じている間に、気づかず深くなっていることがあるのです。

次に大きな差となるのが「血(けつ)」の充実度です。
漢方でいう「血」は、子宮内膜を養い、卵子に栄養を届け、妊娠を維持するための”質と量”の両方を指します。
 
スムーズに妊娠される方の月経は、量・色・質が安定しています。
一方、以前より経血量が減った、色が薄くなったという方は血の不足、塊が多く色が濃くなったという方は血の巡りの滞りが考えられ、どちらも子宮内環境に影響します。

考えすぎや心配しすぎも血を消耗させる要因であることから、妊活中の精神的なストレスは身体面にも影響することがわかります。

もう一つ欠かせないのが「肝(かん)」の働きです。
肝は排卵のタイミングや黄体機能と深く関わっています。
生理前の強い胸の張り・情緒の揺れ、基礎体温の高温期が短い・上がり方が緩やかすぎるという方は、気の流れが滞っている可能性があります。
肝はストレスにとても敏感な臓です。
妊活そのものが精神的な負担になっている状態が続くと、この滞りをさらに頑固にして悪循環になりやすいため、注意が必要です。

このような体質の違いは、今後とも変わらないものではなく、丁寧な養生を積み重ねることで、腎精を補い、血を養い、気の流れはスムーズになります。
それなりの時間は必要かもしれませんが、早ければ3か月、一般的にはは半年から1年を目安に整えることも可能です。
体質はこれまでの食事・睡眠・生活環境により培われたものですから個人差も大きく単純にはいかないこともあります。
でも、今、すぐから状態を知って整え始めれば、次の瞬間から改善へと方向転換することができます。
地味な積み重ねこそ、結果として遠回りにならない道だと思っています。

気になることがあれば、ぜひ一度一陽館薬局へご相談ください。
お一人おひとりの状態をしっかり聞かせていただきながら、一緒に考えていきます。

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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