スムージーは体質を選んで。
グリーンスムージーを朝食で摂るかたも多いようですね。
オシャレで流行に敏感な女性からの支持も多いようです。
先日、あるテレビ番組で専門家のかたが、グリーンスムージーは日本人の食生活の内容には要注意との解説をされていましたが、
ゲストの方々が「なるほど」と感心されていました。ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
漢方相談にお越しくださる方にも、「スムージーファン」の女性もありますが、ほとんどの人が体質的に合わないと考えられますので停止していただくことから始めます。
サプリメントの考え方と同じで、食事(食品成分)は栄養素と体質との両面から、「その人のカラダに有益かどうか」を見極めなければなりません。
たとえば、カラダが冷えやすい方が、体を冷やす性質の食材を摂ると、その食材がどんなに栄養豊富なものであっても、冷えを助長したことで健康を害するリスクが高くなる、というようなことです。
また、胃腸の弱い方が、生ものをたくさん摂ると、その食材の栄養を吸収して元気になるどころか、お腹をこわして元の体力をも落としかねない、というようなことです。
つまり、グリーンスムージーが悪いものというわけではなく、その方の体質や食生活に応じて、メリットがあるものかどうかを検討することが大切なのです。
サプリメントや健康食品全盛の時代ですが、これらは古来から人々に必要とされ続けてきた漢方薬とは異なります。
長い時間をかけて培われてきた漢方の考えを活用して、個々のお客さまにとっての健康づくりをアドバイスさせて頂きます。
この記事へのコメントはありません。