まさかの両側卵管閉塞、、、から始まった漢方相談(前)。
カウンセリングのお申込みのお手紙をご紹介します。
今年38歳になります。
1年前から排卵誘発剤を飲みながらタイミング療法と人工授精をしています。
初めは排卵していましたが、薬を飲んでも排卵がうまくいかなくなる中、血液検査の結果、残りの卵の数がかなり少ない事が分かり(抗ミュラー管ホルモン 0.81)、体外受精でしか妊娠は難しいと言われています。
ホルモン剤で、頸管粘液も少なくなりました。
子宮内膜症、子宮筋腫、チョコレート嚢腫もありますが、手術よりも先に体外受精をすすめられています。
5年前の検査では、卵管は通っていることは確認できました。
結婚前は生理痛がひどかったので、10年間くらいピルを飲んでいましたが、結婚してピルをやめたら、毎回、脂汗をかく程痛く、嘔吐することもあります。
不妊治療をはじめてからは、生理の量は減り、どす黒い出血になったことが気になっています。
私たちは漢方でお客さまの妊活をサポートしていますが、単に体質に合う漢方を見つけるだけでなく、妊娠に向けて必要なアドバイスを合わせることで、妊娠という結果を得たいと考えております。
今回のお客さまのように、不妊治療を始めたものの、時間の経過にともない、体調や生理周期に違和感があり、
このまま続けることが妊娠に向けて前進しているのだろうか?という不安を感じるかたもおられます。
不妊治療でも、不妊治療+漢方でも、漢方のみでも、授かることが最優先です。
ですから、私たちはお客さまと一緒になってさまざまな視点から今必要なことを考えます。
基本的な情報は、ネットなどでよくご存じですが、お客さまが本当に知りたいことは「ご自身にとってどうなのか?」ということ。
・みなさん、どうしているのだろう・・?
・自分と同じような人も妊娠できているのだろうか・・?
・今、自分は何をすべきなのだろうか・・?
・自分が妊娠できない理由は何だろう・・?
似たような症例を見つけては自分に重ねながら、手探りで右往左往しているのが現状かもしれません。
次回に解説を続けます。
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