1回のチャンス、ひとつの卵子を慎重に。
こんにちは。
不安定な気象が続きますね。
土曜日は、終日のご予約に様々なご相談が寄せられます。
なかでも今回気になったのは、卵子の扱いに対する切実な願いです。
昭子さん(仮名)は、先日採卵をし、最上グレードの卵子が5個確保されました。
昭子さんには、大きな希望がわきましたが、一般体外受精で、5個すべてが異常受精となり、移植に至りませんでした。
また、幸子さん(仮名)の場合は、採卵された6個のうち、良質な4個を顕微授精にして、胚盤胞に至ったものは1個ですが、採卵周期に移植し、着床に至りませんでした。
お二人ともまた採卵から出直しです・・・。
医学的な背景は担当医や培養士さんの専門的な判断ですので中途半端なコメントはできませんが、当事者のご夫婦からすれば、やるせない気持ちになりますね。
40歳代になると採卵ができるのか、ということも大変なハードルです。
採卵で良質と判定された卵子が複数個確保できたとなれば、大きな自信を得られたのではないか、と思います。
その複数個が、その数個分のチャンスにつながっていってほしい、ということを願いたいところです。
ひとつの卵子を、慎重に、チャンスに導けるような治療の選択が患者側にもあればいいのに・・・と思わずにはいられません。
多くの情報があるようで、見えにくい時代。
それは、より個々人を重視した情報選択ではないから、本当に必要なことが見えてこないように思います。
お困りのかたは、一度私たちのご相談ください。
何か、お役に立てる情報もご提案できるかもしれません。
この記事へのコメントはありません。