ご主人さまの胃痛
時に神経質になる奥さまに寄り添い、毎回カウンセリングには一緒にお越しになるご主人さま。
おおらかでありながら、100%前向きで、考え過ぎて混乱する奥さまを穏やかな物腰で受けとめておられます。
決して奥さまが、とりわけ過敏なタイプというわけではなく、ときに混乱されるのも理解できるほど、妊娠までの道のりは、熾烈でした。
漢方を含め、あらゆる策を尽くした、といえる妊活だったと思います。
私も全力でサポートするとは言っても、傍らで支えの一部にしかなれませんが、想定される選択肢に一緒になって向き合い考えました。
ギリギリからの復活をめざし、ご相談の場では知恵を絞りました。
ようやく、叶った妊娠ですが、体外受精の場合は、陽性判定から1週間ごとに受診し、発育を確認されますから、心拍が確認されるまでの約1ヶ月は、本当に1日が長く、ドキドキしながらの1週間を重ねることになります。
この時期になり、ついにご主人が体調を崩されました。
気丈に奥さまを支えてこられた気疲れと、緊張感やら心配やら不安やら、決してこれまで表面に出されることがなかった思いが一気にきたのかもしれません。
弱音を吐かず頑張り続けた奥さまと同じように、ご主人さまも必死に頑張ってこられたのだと思うと、胸がいっぱいになります。
いつもお元気でおおらかなご主人の胃痛は、1日しっかり休養をとられて回復しました。
まだまだ妊娠は始まったばかり、仕切り直して、これからもお元気で!
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