「卵子の質」の回復力に

一陽館薬局の漢方相談では、生理の様子、排卵周期などについてお尋ねしますが、中には数年にも及ぶ不妊治療でずっと何らかのホルモン剤を使用してきたため、何が本当の状態かわからない、と言われることがあります。

特に体外受精では、生理周期はホルモン剤で作られるので、基礎体温も付ける必要がない、というケースも多いです。

このように年単位で卵子の捕獲を続けているうちに、卵子の質が課題となる時期が訪れます。
採卵チャレンジ不成功、キャンセル&リセット、といった足踏みが少しずつ長くなり始めます。

数ヶ月ぶりの採卵に成功されたお客さまのケースをご紹介します。
お客さまが桃福宝を始められたのは、1年ほど前です。
保険対象の体外受精6回のうち3回は陰性となり、以降採卵さえもままならず、治療に行き詰りを感じてのご相談でした。

タイミング療法、人工授精を経ての体外受精ということもあってか、体外受精もなかなか順調には進まなかったようです。
元は生理は順調でしたが、いつからか排卵が遅れがちになり、採卵もスケジュール通りにいかなくなり、数ヶ月ぶりに採卵できてもなかなか移植を迎えることができなくなってしまいました。

初回のご相談では「次の採卵に向けて漢方で卵子の質を良くしたい」と言われました。
このようなご相談はとても多いのですが、採卵することが優先なのか、卵子の質を充実するほうが優先なのか、しっかりご検討いただくことが大切です。

桃福宝で体づくりをすることで、治療に併用すれば卵巣機能を補ったり、血行もスムーズになり環境は格段に整いますが、もし、卵子の質への有用性を高めたいならば、やはり一定期間お体を労り体づくりに専念されるのがおすすめです。

体外受精はやってみないと結果はわからない、とはいえ、数ヶ月に1回採卵できそうな状況が訪れ、移植までたどり着き、しっかり着床する、この可能性にかけるだけでは、あまりにも”運まかせ”ではないでしょうか。

そして、回数制限がある体外受精を不安を抱えたまま重ねるのももったいない気がします。

定期的にこのようなお話を重ねながら、体もチャンスも両方とも大切にすることを基本に、体づくりに向き合われだ結果、1年前は採卵できないか、できても1個、グレードはCランクでしたが、直近の採卵はAランクとなりました。

個人差もあり、許容できる条件も人それぞれですが、やみくもに確率だけを追求しようとしても体力には限界があります。

体を休めて卵巣の力を回復し、生命力を持った卵子を生みだせる体になることこそ、最優先課題てていえます。

妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。

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