花粉症と妊娠力

妊娠しやすい体づくりのためには、「気・血・水」（生命活動を維持する基本物質）と
「五臓＝肝・心・脾・肺・腎」（体内の生理機能）のバランスが整っていることが大切。

特に「肝・脾・腎」をしっかり整えることが
『妊娠力アップ』の重要なポイントになると考えられています。

「肝」は血液力、「腎」はホルモン力、「脾」は着床力を意味し、
流産しないための大事な役割を果たしています。

「脾」は、消化吸収に関わる全ての機能を担当し、
吸収した栄養から「気・血・水」を作り出し全身に運びます。

血液が漏れ出ないようにコントロールする、内臓を正しい位置に維持する働きもあります。

「脾」の機能が低下すると「気」の働きの1種である「衛気」が不足し、
体を守るバリア機能の働きも低下。

外からの刺激に弱くなってしまいます。

胃腸トラブルだけではなく、花粉症などのアレルギー症状も
「脾」の不調によるあらわれの1つなのです。

生まれつき胃腸が弱い人や「脾」の働きが低下している方は、
十分な「気」「血」を作り出すことができません。

そのような状態になると子宮や卵巣に栄養が行き渡らず、
卵胞の育ちやホルモンにも影響を及ぼしてしまいます。

このように漢方の考えでは「花粉症」と「妊娠維持」は共通するポイントがあるのです。

花粉症を克服し、妊娠力アップを目指すには「脾」を強化することが大切。

大切な赤ちゃんのためにも、安心して服用できる漢方で体質改善を考えてみませんか？

ぜひご相談くださいませ(*^-^*)