漢方がとらえる“見えない不調”
漢方では、たとえ病院の検査で「異常なし」とされていても、「冷え」「ストレス」「気血の巡りの悪さ」「腎の衰え」などは妊娠力に大きく影響しており、不妊の一因と考えられています。
こうした要因は西洋医学の検査では“見えない不調”として見逃されがちですが、漢方では体の内側から整えることで妊娠力の底上げを図ります。
『機能性不妊』の方はもちろんのこと、不妊治療によって様々な手段を試みても妊娠しないような方にとっても、漢方でアプローチを加えることで相乗効果を得ることが期待できるのです。
●“見えない不調”にも、“見えている問題”にも。体質に合わせた漢方の活用法
妊活を進める上で、病院での各種検査はとても大切な情報源です。
検査で「異常なし」と診断された場合でも、冷えや血流の滞り、ストレス、ホルモンの微細なバランスの乱れなど、妊娠に影響する“見えない不調”が隠れていることは少なくありません。
漢方では、そうした検査には現れにくい体の不調も「妊娠しにくさの要因」として捉え、体質に合わせた処方で、妊娠力そのものを底上げしていきます。
一方で、検査によって以下のような「見えている問題」が明らかになることもあります。
・ホルモン値の異常
・子宮内膜の問題
・卵管の詰まり
・排卵障害
このようなケースでも、漢方は根本の体質改善を通じて、西洋医学の治療をしっかりサポートできます。




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