妊娠力と「湿」の関係
湿気が多くなるこの時期、実は体の中にも「湿」がたまりやすくなります。
漢方では、この余分な湿気が「湿邪」となり、様々な不調を引き起こすと考えられています。
水分の巡りが悪くなることで、むくみや重だるさ、胃腸の不調が起こりやすくなるほか、頭がモヤモヤしたり、気分もどんよりしたりと、心もどこか重く感じることもあります。
湿邪の影響が続くと、「痰湿」と呼ばれる、水分や老廃物が滞った体の状態になってしまうのです。痰湿は子宮や卵巣の環境に影響を与え、不妊の要因の一つともされています。
実際、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)なども「痰湿」との関わりがあると考えられています。
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