五臓と七情の関係 ~肝・心・脾編~

【怒】→肝(自律神経系)の「気」が上る
怒りやイライラといった感情が続くと、肝の「気」の流れが乱れ、上昇しすぎたり滞ったりすることがあります。
この感情の乱れが肝の不調を引き起こし、体調にも影響を与えることになります。
逆に、肝の不調が続くと、怒りっぽくなったり、イライラが強くなる悪循環が生まれ、ホルモンバランスや生理周期に影響を与えることもあります。

症状:イライラ、ため息、頭痛、めまい、耳鳴り、目の充血、PMS、生理不順、胸脇部の張りや痛み

おすすめ食材:梅、グレープフルーツ、イチゴ、酢の物、ミント、セロリ、春菊

【喜】心(循環器系、脳の働き)の「気」が緩む
喜びは心に良い影響を与えますが、過剰に喜びすぎると、心の「気」の流れが乱れ、精神的に不安定になり、情緒不安定や不眠、動悸を引き起こすことがあります。
逆に、このような心の不調が続くと、感情が不安定になります。

症状:動悸、不眠、胸の痛み、物忘れ、集中力低下、情緒不安定、落ち着きがない

おすすめ食材:セロリ、ピーマン、菊花、ゴーヤ、なつめ、ゆり根、ハスの実

【思】脾(消化器系)の「気」が結ぶ・停滞する
過度に考え過ぎや悩み過ぎが続くと、脾の「気」の流れが停滞し、消化機能が低下します。
逆に、脾の不調が続くと、優柔不断、心配や思い悩むことが増え、精神的な疲労感が強まります。
脾が弱ると気血が不足し、妊娠を維持するために必要なエネルギーが不足してしまいます。

症状:倦怠感、食欲不振、消化不良、軟便、疲労感、むくみ、不正出血、生理不順
おすすめ食材:栗、とうもろこし、かぼちゃ、芋類、ハチミツなど、自然な甘味のある食材

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