「夏の冷え」
寒い季節の冷えには、皆様気をつけていらっしゃると思いますが、
暑い時期は油断しがちです。
エアコンや冷たい飲み物などで冷やされる季節こそ、冷え対策はとても大切!
冷えの原因は様々ですが・・・
冷たい飲み物の過剰摂取・薄着・エアコンの使い過ぎ・ストレスなど
自律神経のバランスの崩れ・血液循環の悪さや血液不足も原因となります。
さらに、冷えは「逖血(本来スムーズに流れるはずの血液が、カラダのあちこちで
滞ったり、汚れて流れにくくなった状態)」を招き、生理周期や基礎体温の乱れにもつながります。
血液の流れが悪くなると、子宮や卵巣へ新鮮な血液が十分に行き届かず、
栄養や酸素やホルモンが不足するため「卵胞の育ち」「排卵」「子宮環境」「着床」
にも影響を及ぼすことも(>_<)
冷えは、卵巣機能や黄体機能などの低下し、結果「妊娠力」を低下させる要因にも
なってしまうのです。
漢方では「気(キ)・血(ケツ)・水(スイ)」のバランスの崩れによって起こるとも考えられています。
☆「気」は、生命エネルギーと生理機能。
血液や水分を巡らせて新陳代謝を促したり、臓器を動かし体温を正常に保つ。
☆「血」は、血液とその働き。
全身を巡って栄養と潤いを与えたり、精神を安定させる。
☆「水」はリンパ液など、血液以外の体液。
内臓や粘膜や肌や髪など全身に潤いを与え、関節の働きを円滑にする。
「気の流れが悪い=気滞」「気が不足している=気虚」
「血の流れが悪い=逖血」「血が不足している=血虚」
「水の流れが悪い=水滞」といいます。
いくつかの状態が重なっている場合もありますが、その方の原因により
根本から改善する養生や漢方を取り入れて行きましょう。
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●このような症状ありませんか?●
・消化器系が弱い
・低体温である(基礎体温が低いなど)
・月経不順や月経痛が強い
・冷えとのぼせが両方ある
・ストレスが多い
・むくみやすい
・手足は温かいが、お腹が冷たい
一つでもあてはまる方は、冷えている自覚症状がなくても
内臓などに冷えが隠れている可能性があります。
食生活や生活習慣を見直して、一日も早く妊娠しやすい体作りを目指しましょう!
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