『 調味料で食養生 』

普段なにげなく使っている調味料にも、漢方ではいろいろな効果があると考えられています。

それぞれの働きをチェックし、季節やその時の体調に合わせて取り入れてみましょう♪

例えば。。。
日本人に最も馴染みのある
『醤油』は、味は鹹(しおからい)、性質は寒、作用する五臓は脾、腎というようになります。
働きとしては、
・カラダの中の余分な熱をさます。
・解毒効果があるので食中毒の予防。
☆夏バテなど、食欲がない時にオススメです。

その他、薬膳によく使われ、オススメの調味料をいくつかご紹介します(⌒▽⌒)

 

『味噌』
味・・・鹹
性質・・・寒
作用する五臓・・・脾、腎
働き
・カラダの余分な水分を排出、むくみに効果的。
・こもった熱を鎮めるので、のぼせのある時に。

 

『塩』
味・・・鹹
性質・・・寒
作用する五臓・・・心、脾、肺、腎
働き
・胃腸の不快感や吐き気に。
・歯茎の出血や、喉に痛みや腫れのある時に。

 

『山椒』
味・・・辛
性質・・・熱
作用する五臓・・・脾、肺、腎
働き
・カラダを温める。
・冷えからくる腹痛、下痢、食欲不振に。
☆鎮痛効果もあり、虫歯の時に潰して詰めると良いと言われています。

 

『胡椒』
味・・・辛
性質・・・熱
作用する五臓・・・脾、肺
働き
・お腹を温め、冷えによる胃痛、吐き気、下痢、腹痛。
・気の巡りをよくする。

 

『黒砂糖』
味・・・甘
性質・・・温
作用する五臓・・・肝、脾
働き
・気血を補う。
・不正出血や貧血に良い。
・血行を良くし、お腹を温めるので、冷えからくる月経トラブルに。
・体力がなく消化吸収が落ちている時に。

 

『ハチミツ』
味・・・甘
性質・・・平
作用する五臓・・・脾、肺
働き
・食欲不振。
・疲れやすい方にオススメ。
・胃痛、腹痛を和らげる。
・咳、痰、口内炎、皮膚の乾燥に。

 

『シナモン』
味・・・甘、辛
性質・・・熱
作用する五臓・・・肝、心、脾、腎
働き
・気血の巡りを良くし、カラダを温める。
・内臓を温め、消化吸収を高める。
・冷えからくる腹痛、月経痛、関節痛を和らげる。
・PMS、月経トラブルなど、女性の不調に。

 

 

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