長期の不妊治療や加齢によるダメージを回復する必要性

一般的に漢方で不妊状態を改善するといえば、(過去に一陽館薬局が提唱し多くの漢方薬局を指導してきたことにより)生殖力を補う「補腎」と着床環境を整える「子宮の血流改善」が知られるようになりましたが、不妊治療が活発になった現在では、幅広い年齢層に対し、不妊治療の期間や内容にも対応できる漢方が必要になってきたと考えています。
従来の「補腎」「血流改善」による「妊娠できる体づくり」だけではなく、より個別の状況に応じた第3の要素が不可欠になってきました。

たとえば、同じ人物であってもその人が25才のときと、35才のときと、45才のときでは、全く同じ「補腎」「血流改善」を目的とした漢方薬や、不妊治療を受けたとしても、同じ結果は得られないということです。
医療分野に限らず、運動能力や食事などでも同様でしょう。

妊娠に向けた体づくりにおいても、年齢相応の補助が必要ですし、ましてや不妊治療によって大きな負荷をかけ続けた状態であれば、カラダ本体を「効く態勢」にまで回復することが、漢方治療にとっても不妊治療にとっても大切なことなのです。

一陽館薬局では、妊娠できる体づくりという「プラス効果」に加え、さらに、ダメージを回復するという、より積極的な「マイナス要素の消却」を合わせることで、不妊治療が長期に及ぶ方や年齢的な影響に配慮した体づくりをご提案しています。

一陽館薬局では、ある程度の年齢、または卵巣予備能、不妊治療期間により、第3の要素である「肝」を整えることが大きなポイントとなると注目しています。

「35才以降」「卵子の老化」「低AMH」「不妊治療6ヶ月以上」などは、個人差はありますが、一般的にはスムーズに妊娠に至ることが難しくなりつつあることを自覚されるのが現実です。

「肝」は体を木に例えると「幹」にあたります。

根である「腎」と、実りを表現する「子宮」をつなぐ「肝」が、しっかりと全体を支えスムーズに流通すれば、その木全体を示す「カラダ」は充実しますが、幹が不安定であればどんなに根が頑張っても、葉を増やし花や実を準備しても全体としては頼りないものとなってしまうのです。

不妊治療も足踏み状態、いろいろ試しても成果が得られない、という方は「肝」を補強することで劇的な進展が見られる場合があります。
たとえば、一陽館薬局での事例として、体外受精の採卵では、採卵個数や卵子の状態、受精の有無、分割の状況など数値化された成績で確認できますから、FSHの改善や卵グレードの向上、凍結胚や移植個数の増加などの変化として、実際に多くのお客様からご報告をいただいています。

「補腎」や「血流改善」は、不可欠な条件ですが、「肝」は、全員に必要というわけではありません。状況により必要不可欠なかたもあれば、年齢や精力に余裕があれば「補腎」「血流改善」に集中することでスムーズに妊娠に至る場合もあります。

一陽館薬局では、状況に応じて適切な漢方薬をおすすめしています。

この3つの役割を充実させるために、桃福宝は3つのパートに分かれています。
積極的に妊娠力を養う「赤珠」「黒珠」と、さらに回復力を高めて「赤珠」「黒珠」の効率を上げるのが「碧珠」です。

ご自身の状態を知ることからご相談は始まります。状態がわかれば本当の不妊原因が見えてきます。妊娠を妨げている要因に対して的確に対処することが第一歩と考えています。

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