精子も注目されています!
こんにちは。
長く空を被い続けた雲の向こうには、こんな鮮やかな秋空があったんだ、と懐かしささえ感じます・・・。
さて、生殖医療は、どんどん進化し、これまでは無かった概念が生まれています。
卵子と同じように精子も老化対策が必要という認識が広まりつつありますが、さらに、次世代への遺伝についてまで解明されてきたようです。
今は、知ることができる時代。
知ることが、幸せへの選択肢につながることを願いたいですね。
<顕微授精>子も精子に問題…濃度薄く不活発 ベルギー調査
毎日新聞 10月9日(日)不妊に悩む男性の精子を卵子の細胞質に直接注入する顕微授精で誕生した男児は、成長しても一般男性より精子濃度が大幅に薄かったり、運動している精子の数が少なかったりする傾向があるとの調査結果を、ベルギーの研究チームが英科学誌ヒューマン・リプロダクションに発表した。1992年に始まった顕微授精で生まれた子どもたちは近年、世界で成人期を迎えているが、男性不妊の原因が次世代に引き継がれることが確認されたのは初めて。
日産婦元理事長で生殖補助医療に詳しい吉村泰典・慶応大名誉教授(生殖医学)は「顕微授精で男性不妊が次世代の男児に伝わる可能性は遺伝子の研究から予想されていたが、データで確かめられたことは極めて重要だ。彼らが子どもをもてるかどうかが問われ、今後、顕微授精の実施時には十分な説明が求められる」と指摘している。
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